Day6 2人の絶妙なトークと笑い
Day5はモリーのリード(w/マリア)でした。
Day5についてはMollyの発言から、大切だなぁと思った箇所3点を書きたいと思います。(発言の訳はざっくりまとめてしまっています。)
①17分頃:Zentangle is a practice…
「ゼンタングルは頭に浮かんだ表現を思いのままに描き進めていく過程そのものを楽しむ活動。毎回素晴らしい結果(仕上がり)を求める必要はないのです。他人と比べなくていいんです。」
②33分頃:There’s not really (like) one way…
(生徒さんから、これを描く正しいやり方を教えてと言われることがあるけど)
「ゼンタングルには1つの正しい描き方があるわけではない。私たちは描き方の1つを提示しているだけ。」
(生徒さんが自分たちとは全然ちがうやり方を見つけていたりするのを見るとワクワクしちゃうわ。)
→No mistakesにもつながる考え方ですね。書道などと違って、正しい書き順・太さ・角度などがこうあるべきというのが決まっていたり、先生が描いたお手本を目指して描かなきゃいけなかったり、じゃないのがいいなあ...といつも思います。
③35分頃:One thing you might notice…
ゼンタングルを始めたばかりの時は、タングルを描くこと、インクをタイルに載せていくことに時間も力も入れます。それが、続けていくにつれて、多くの時間を仕上げの段階に費やすようになっていきます。
(ここでマリアが「ケーキのデコレーション作業みたいなものよね。それが美しい仕上がりを生み出すの。」)
マリアはこれまでも“Frosting the cake”という表現をたびたび使っていますね。他にも今回は使わなかった表現ですが、この作業を”adding love(愛を追加する)”とも言っている時もありましたね。ステキな言い回しです。
ゼンタングルを続けていく中で、忘れずにいたいことをいろいろ伝えてもらったDay5でした。
Day6はリックのリード(w/マリア)で、(私のは形も色もリックのとは全然ちがうものになりましたが)、ArukasにRamblesのクネクネリボンを描いていくRambling Arukasという空中に舞う植物でした。見つめると消えてしまうとかで、視界の端に入った時しか見られないため、色やサイズなど判明してないことだらけでもっとデータが必要!とか言っていましたね。イマジネーションが広がりますね。
Arukas誕生のいきさつと命名についてはたびたび語られているのでみなさんご存知かと思います。
オーラと聞いてまず思い出すのはクレセントムーンですが、リックが描きながら言っていたように、アルカスはまさにオーラの繰り返しから成るタングルですね。今回は直線を端まで描かないタイプのアルカスで花びらにしていきました。2人もSkyscraper(超高層ビル)みたいと言っていましたが、確かに数々の映画にも登場してきたNYのエンパイアステイトビルみたいに見えますね。
Day6については、2人が笑っていた楽しげな場面から、いくつか紹介したいと思います。
①13分頃
リックがアルカスを1箇所黄色を塗り忘れていると気付いたマリアが「出来たら5つとも塗ってね」→リック「いずれね」(2人笑)
②14分頃
自分の描きやすいように、右手は動かさず、紙のほうを動かして...と言った途端に、塗り忘れ箇所を塗る色チャコを手に取るために手を動かしたリック。(2人笑)
③20分頃
中央の楕円の周りから角に伸びる6本のベルトのような部分に色を塗りながら、リックがその部分を”Supporting struts(支柱)”と呼ぶと、マリアが、「あなたは私がデザインしたものを支柱と呼ぶわけ⁈」とツッコミ。(2人笑)
③27分頃
擦筆で混ぜてのばすところで、リックが、mush(ムッシュ) it all together with the tortillon と言うと、辞書を引くと...と怪訝そうなマリア。mush(マッシュ)とは違うよとリック。綴りを求めるマリア。リックがM-U-S-H。ほらmush(マッシュ)じゃないの〜とマリア。ムッシュとも言うんだとリック。mushは「グチャグチャに擦り潰す」と言う意味で、発音的にも意味的にもマリアには引っかかったのでしょう。リックはblendならいい?と言い直し。(2人笑)
(※ちなみにマッシュポテトのマッシュの綴りはmash(ed)で違う語。これも意味は似ていて「擦り潰してペースト状にする」です。)
2人の掛け合いトークはいつも茶目っ気たっぷりで、それぞれの性格や2人の仲の良さがよく出ていて、ほのぼのしたハッピーな気持ちになりますね。
Day7はどんなのを描くのか、どんな話が聞けるのか、楽しみです。
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